成長の集大成!タミグラ最終戦 Jrクラスを駆け抜けて
タミグラ最終戦のJrクラス。この一戦は、まさに集大成という言葉がふさわしい舞台となった。
マサトの成長は順調で、その勢いに応えるべく、私もメカニックとしての技術を引き上げねばと感じていた 😏 スコシネ
ここ1カ月、マサトの練習走行でのロールコントロールやコーナリング特性を観察し、セットを施した。
TT-02S
前後ギアデフ;AWグリス、キット付属グリスで前を微硬め。トラクションを確保しつつ、ステアリング初期の反応を上げた。
バネ:ハードタイプ黄。タイプS付属の黄金バネより硬く、ロール抑制を重視。
オイル:250番・300番。チャレタイヤでも、より速い反応をバネのロール抑制と組み合わせた。
リアトー:2度。1.5度では立ち上がりで横滑りしがちだったため、トラクション優先で安定性を確保。
サスアーム:前ロング・後ショート。前ギアデフとの相性を考慮し、ロングアームで踏ん張り安定性を向上。
Jrクラスのレギュでも、こんなに調整することあるのかとw
ただそれが、ゴールがなくて、飽きないことに繋がるのだろうけど 😁
当初はハルカ号の02Sに軍配が上がっていたが、度重なる仕様変更でマサトのドライビングにアジャスト。ついに同等、いやそれ以上の戦闘力に仕上げることができた。
パイロン地獄からの脱出
当日朝、レイアウトを見たマサトの第一声は「パイロン多過ぎ…」。
もともとパイロンに苦手意識がある上に、ここ掛川では特にそれが顕著に現れるようだ。
予選R1では、その苦手意識が悪い形で結果に。操縦台から遠い右奥のパイロンでのミスや横転が目立ち、JJクラスと違いミスが少ないJrクラスでは、小さなミスの積み重ねが致命的となり、中盤の集団にすら突き放されてしまった。
思わず「時期尚早…」という言葉が脳裏をよぎった。
しかし、R2では意地を見せた。スタート直後のパイロンジャンプで最後尾に落ちるという、親としてはガックリくる展開だったが、大きなミスは結果的に最後に。
パイロンを意識しすぎるあまり大回りするコーナーはあったものの、その後のペースは大幅にUP。予選を8番手で終えた。
諦めない走りが掴んだ歓喜
タイムを見れば、マサトの現在の実力では、どんなにパーフェクトな走りでも最高で5位。
だから、スタート前に「頑張れば5位まで上げられる可能性はある」とだけ伝えた。
本人は半信半疑のようだったが、結果は…
「もう少しあのコーナーが…」と反省点を探せばキリがないが、レース後、二人してやり切った達成感のある喜びを分かち合うことができた 😊
終わり良ければ総て良し
この言葉を何度も噛み締めた一日だったが、本当の「総て良し」には、もう一つ重要なミッションが残っていた。
そう、タミグラ終了時間の押しで間に合うかヒヤヒヤしたヨメさんの誕生日ディナー 💦
ギリギリで間に合ったところで、ようやく心から言えた。
「終わり良ければ総て良し」と 😁ヨカッタナ
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